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#4 アンパンマン おしゃべり いっぱい ことばずかんの「ペン」不良

アンパンマンおしゃべり いっぱい ことばずかん

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「ことばずかん」は図鑑の絵をタッチペンで指すと、それにあった音声が再生されるというものだが、これが反応しないという症状である。(電源ON したときのメッセージは出る)
当日は入院となった。タッチペンが反応しないので先頭部カバーを外して内部を見る。
LED が2 個、45°程度の角度で対向している。LED と想ったが発光しないしアノードに掛かる電圧も微弱である。これは充電式電池で1.2V×2 のものを使用していたので充電式は使わないようにする。
どのような原理で読み取れるのか、本のほうの仕掛けも解らないので色々と調べると ”Grid Onput ” と言う一種のバーコートで出来ているようだ。早々に本を詳細に見ると確かに2mm 角ぐらいの点々が見られる。
” Grid Onput ” の解説によると赤外線の反射光を感知することでコードを赤外線カメラで読み取る仕掛けだと解った。
先端のLED を赤外線モニターで見ると、短いパルスが間欠して出ている。LED は赤外線の様で、スマホのカメラでみても点滅が確認出来た。
写真で解るように中心部には小さな穴がある。この中に赤外線カメラがあるのだろう。
赤外線LED を見ると、二つ付いている内の片側が相当にずれている。中に何かを入れていじくって曲げてしまったのだろうが正しい位置がわからない、LED の角度がシビアな様なので試行錯誤的に角度と距離を調整すると読み取れるようになった。
下の右の写真は調整前のもので、反応が出るようになったのはカメラの突起部にLED が被らなく寄り添うような位置に対照に配置し、LED の赤外光がスキャナーの先端付近で交わる角度が良いようだ。
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先端部の外し方
先端の赤いキャップははめ込み式で、黒いキャップははめ込み式ですが少し接着がしてあるようでした。
以下に分解の手順を解説します。
手順① 本体部分のネジを外して手順②の状態にします。
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手順② キャップは赤と黒の物が重なっていますが別々に成っています。
まず、赤のキャップを外します。本体のカバー(二枚に分かれる)を外しますが、溝に食い込んでいます。先端の赤いキャップを引いても外れないときは本体カバー少し捻って強引に外してください。再組立のときは本体をネジ止めしてから上から被せても入りました。
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手順③ 黒いキャップを外します。このキャップも溝にはまっていますが接着されています。接着の弱い部分を探してください。弱い部分を少し切り込んでそこから全周を細いマイナスドライバーなどでゆっくりと剥がしてゆきます。
この時、切込みを入れたところが拡大しないように気をつけてください。多少はカバーの下になってしまいますので問題ありませんが再組立のときに支障が出る恐れがあります。
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上の写真は電源部を外してあります。

水晶発振子の不良のケース

結構あるのが水晶発振子周りの故障です。一つは、基板のランドが浮いていたりして接触不良に成っているケースです。
まず最初にハンダ不良がないか? ランドが浮いていないかを確かめて下さい。水晶発振子の取付ランドの反対側に分品が付いていて、スルーポールで繋がっていますので確かめてみます。

ここまでで問題がなかったら水晶発振子を疑ってみます。
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下の写真のように、テストポインがありますので電圧を測って下さい。
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下の表で点検して正常範囲にない時は水晶発振子を疑って下さい。必要があれば交換します。市販品では元々付いていたもの同じ形状のものは入手しにくいので、逆さまにして貼り付けるなど工夫が必要です。
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ペンの先端に赤外線発光器と読み取りセンサーが在ります。先端部分に向かって1-12の配線があります。番号は奇数面と偶数面があり、下の図を参照にして正常かどうかの判断をして下さい。
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